Fuki 『 Fuki Fes Vol.5 』 東京キネマ倶楽部 (2020/1/5)



ふきましておめでとうございます。
『Fuki Fes Vol.5』、2020年のライブ初めでございます。
いつもの新宿ReNYではなく、東京キネマ倶楽部でございます。
ふっきーさんも「今回はジャンプできる会場だぜー」とご満悦です。

Fuki Commune名義からソロ名義に変わりましたが、その実態は前と一緒なわけで、『Fuki Fes』としても順調に(?)回数を重ねて5回目。ヲイラ、皆勤賞だわさ。Maoがブレーンとして関わっているだけに、やはりふきソロが一番LIGHT BRINGERに近い感触があって、自分の感性に響いてきますから。
前と同じと言いつつも今回、バンド・メンバーが少し変更になっています。
以下。

 Fuki (Vo)
 Mao (Key)
 ISAO (Gt)
 長谷川淳 (Ba)
 Shuhei (Dr)
 Jill (ゲストViolin)


ドラムが「しもさん」こと下田武男からShuheiにチェンジ。Imperial Circus Dead Decadence他で叩いている人ね。最新作「Million Scarlets」(2019)の制作にも全面参加、Sacred Bones Riotを曲提供しています。
また、Unlucky Morpheus(あんきも)で活動を共にしている、ヴァイオリニストのJillがゲスト参加。こちらもアルバム制作に参加、MVにもふっきーと一緒に出演していますね。


キネマ倶楽部のステージ上、3箇所に豪華な生け花オブジェが鎮座してます。キラキラ華やかなやつじゃなくて、ススキっぽさ全開()のシックでゴシカルな雰囲気のやつ。いいね。
この会場の2階席は関係者席になることが多いと思うんですけど、この日は2階の前方列を観客エリアとして開放していました。管理人は2階席の下手側やや後方から覗き込むようにして観てました。うん、ふっきーとISAOがほとんど見えないね(苦笑)。Maoくんとあっちゃんはよく見える。

セットリストは「Million Scarlets」から全曲披露、それにFuki Commune「Welcome!」(2016)とそれ以降にリリースされた曲をプラスしたもの。恒例のカヴァー・コーナーは1曲のみです。ソロになってからの持ち曲も増えてるし、カヴァーは1曲で十分。ふっきー本人は色々やりたいのかもしれないですけど。
いつものようにアンコールはありません。本編のみで潔く終了です。


1曲目は最新作のリード・トラックであるBloody Rain。Jillも参加したキラーチューンだけに、問答模様でこれは滾るッ!! ドラマティック極まりない間奏に昇天しるゥ!!
…ンだが、2曲目のRのない月の恋はよくない以降、どうにも違和感を覚えることに。
なんかおとなしいな…。

おとなしいってのはお客さんじゃなくて、ステージから放たれる音やパフォーマンスのことね。
爆発力があまり感じられません。しもさんのDrじゃないから? Shuheiはしもさんとはタイプが異なっており、端正な手技を得意にする人ですかね。めちゃくちゃシャープなプレイです。
「Fuki+バックバンド」という構図は以前からのものですが、それにしても淡々と演奏している印象。クッソ上手い人たちだけに、淡々とスーパープレイが繰り出されるライブになっていて、それはそれで驚愕モノなんですけどね。でもなんだか熱量が足りない。
1曲1曲、ポツンポツンと置いてゆくようなステージ運びになっており、曲の繋ぎ方をもっと練ってほしいとも感じました。畳み掛けるところは連続でブチかます等、メリハリをくれ。

というか、もしかして熱量が足りないのは、観ているこちらのほうだったりします?
音楽を聴いた時の感覚なんて、絶対的なものなどありはしないし、その時々の気分や体調、自分が置かれている環境に左右されるものですから、芳しくない印象はもしかしたらこちらの心持ちのせいなのかもなぁ…?なんて。


これまで絶好調なふっきーも調子悪いふっきーも観てきましたが、この日は残念ながら後者。
ここぞというところで張り上げる声に厚みはありましたが、声の伸びや抑えたパートでの歌唱の鮮明さに冴えがみられない。いまいち滑舌が良くない感じというか、歌詞が聞き取りにくかったりも。

これってもしかして、「横隔膜締め付け衣装」のせいですかね?
ドレッシーかつ硬派に仕上げた黒と深紅の衣装は、HR/HM系歌姫としては過去最高に見目麗しく、そして凛々しくって、あたしゃあ嬉しくなっちまったんですけど、コルセットでギュッゥゥと絞ったウエスト部分がなかなかにキツそう(笑)。その締め付けのせいで100%全開の歌唱が披露できなかったんじゃないのかって、邪推してしまいますね。
ま、この日のライブの模様はカメラに収められたようですから、むをおおおお!むをおおおお!なふっきーの御姿が映像作品として残るのは嬉しいこと。
つか、ふっきーはお立ち台に上がって煽るときに両手バンザイ\(^o^)/してくれるだけでオッケーなところあるよな。

ゲストのJillは…、っていうかライブ観ている最中は彼女が「ゲスト」だと把握していなかったので(スマン)、思ったより出番少ないなーなんて考えていました。あんきもではフル出場しているイメージなので、その印象に引っ張られたのかも。ちゃんと告知に目を通せって話ですな。
正味4曲への参加。キネマ名物のサブステージでのソロ・タイムから絶戒のJulietへの流れが、じる的ハイライトですかね。サブステからセンターへ移動する時のスムーズさに驚きました。めっちゃ綺麗な身のこなし。ステキィ!
シングルGt編成だからか、はたまた音の住み分けがきちんと考えられた音作りだからか、Violinの綺麗な響きがちゃんと伝わってきたのも良かったです。


カラフル。
ハードでシリアスなものから、ポップでハッピーなものまで。以前からそういう色が『Fuki Fes』にはありましたけど、より柔和で明るい面が強く感じられるステージでしたかね。カラフルというのは「Million Scarlets」の特徴でもあるし、I'll never let you down!未来LiberatorといったHR/HMチューンが演奏されなかったせいでもある。

個人的には最高のステージ!!と大絶賛はできないですけど、ハマったときのふっきーが最高の歌い手であり表現者であることは(ヲイラの中では)揺るがないことなので、どんなカタチであれ歌いつづけてくれることを嬉しく思います。進化・深化し続けてるしね。
すき。

<セットリスト>
01.Bloody Rain (with Jill)
02.Rのない月の恋はよくない
03.僕が生きる世界
04.君の居ない世界
05.Habitable Planet
06.Strength
07.輝く夜へようこそ!
08.Start Dash
09.Liar
10.Jill Violin Solo ~ 絶戒のJuliet (with Jill)
11.Sacred Bones Riot (with Jill)

12.神様はきっと ※アコースティック
13.子供のように ※アコースティック

14.月が満ちる前に
15.狂い咲け雪月華
16.オトナメロディー (高橋美佳子カヴァー)
17.Zinger♡Ringer♡Gang♡Love
18.題名
19.DAYS
20.Sail on my love (with Jill)


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【ナウいアイドル vol.228】 ブルーフォレスト今年もお疲れ様でしたLIVE!!! あきちか (2019/12/29)

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【おさめ(収め/納め)】
①納めること。納入。
②物事をそれで終えること。しまい。最後。
③なんで納めようとすると、早すぎるって怒られるんだろ?

【パーカ】(パーカー)
①元来、エスキモーの用いる毛皮製の防寒服をいう。現在ではヤッケ、アノラックなどフードつきの上衣、コートなどの総称。
②なんでパーカー着ると、ポケットに手ぇ突っ込みたくなるんだろ?



12月29日(日)。
2019年、ラストの【ナウいアイドル】@あきちかでございます。
管理人としても2019年のライブ納めになります。
なりました。

【ナウい】としては年内ラストだけど、エルフとアイフラは30日も大晦日もライブがあります。ピプペはこの日がラスト。
各ユニット30分ずつの持ち時間。たっぷり盛り沢山 is 嬉しい。
(バンドのライブだと持ち時間30分は標準だけど)


アンピクシープーペ
しらいしゆののソロ・イベントがお昼~夕方の時間帯にありましたので(レポは→コチラ)、管理人としてはそっからの連続あきちか参戦になります。

トーク・コーナーでfake poker ~生き様に賭ける道楽~への並々ならぬ思いを語ってくれたゆのりんこチャンでしたが、そのポーカーが夜公演の1曲目だったこと、とんでもなくチェスト・ホット(胸熱)でしたよね。思わずドロップ・ティアーズ(落涙)しましたよね。

空前絶後のガラガラVoiceだった彼女ですが、ソロ・ステージよりも復調。挨拶時は苦笑するくらいの「喉におじさんが住んでる」状態でしたが、それ以外は無難なパフォーマンスになっていたんじゃないでしょうか。自身のコンディションを鑑みて、(ポーカーの)落ちサビではいつもの地声からファルセットにチェンジする等、上手く仕上げてくるのはさすがです。これまでの経験値が活きてるんでしょうね。
そして、現役時代だけじゃなくて今も進化してる。今も「現役」ではあるけども。

一人じゃなくて、さゆてんとみずきがいるってのも大きいですね。本調子じゃなかったテレフォンピンクをカヴァーするように、2人はキレッキレ。
さゆてん爆発ですよ。お茶汲みまくり。禁断のShall We Danceは自分の(ドルフィーの)持ち曲じゃなかったのに、今や彼女が最も輝く曲のひとつだったりします。すき。
みずきは髪をばっさり切ってフレッシュな印象に。激しいダンスを繰り出すうちに髪飾りが取れかかり、でも完全には取れずにブランブランしてきちゃったんですけど、MC中に「取れーなーい―」って言ってゆのりんこチャンに取ってもらうのくぁわい過ぎですよね。すき。

ピプペの長めのステージだと、メンバーそれぞれをフィーチャーした曲を並べてくる傾向が強いような気がします。ゆのだとポーカーとドリーマー、さゆだとロミジュリとエンデビ、みずきだとシャルウィーとwater treeといった具合に。この日もそう。
年内最後のステージをイコールで締めくくったの、とても良かった。

<セットリスト>
1.fake poker ~生き様に賭ける道楽~
2.拝啓 ロミオとジュリエットへ
3.禁断のShall We Dance
4.精霊NIGHT
5.初恋リマインド
6.君と私でイコール


I.D.And Fly LooM
アイフラ・パーカー着用&髪型チェンジ。

カジュアル感全開の格好とダーク&ヘヴィなパフォーマンスとのギャップが大きいス。
あとはですね、肩ですね。
肩。

激しく動くからか、はたまたソレを狙っているからか、パーカーがはだけるんですよ。すると、肩がチラッと見えるんですよ、肩が。
肩ロースが。(肉の日公演だけに)
肩ロースの色気。
その状態から繰り出されるLキッスはYAVAI。

アイフラって大きなステージが似合うんですよ。曲とフォーメーションがデカい舞台に映えるから。
でも、あきちかの狭いステージに6人並ぶのも、また違った良さや見応えがあります。1曲目のマイスクリームで感じたことなんですけど、メンバー同士がぶつかるかぶつからないかという距離感で、ギリギリのすれ違いをみせるのがすっげースリリングなの。
危なっかしいという意味じゃなくて、磨きを掛けた技術は美しいってことです。素晴らしいチームワーク。

<セットリスト>
1.マイスクリーム
2.answer of kill
3.Lキッス ~愛のスラング~
4.錯覚の喜雨
5.アンリストカット
6.オズワルドマイム


エルフロート
わーい、水色衣装だー。
わーい、ふたり妖精だー。
前回観た時はリカがお休みでミオ1人だったし、名古屋遠征ではみずきを加えた「before体制」しか観なかった。ナナが卒業して以来、初めて観るリカミオ2人体制になりました。

マアヤ卒業以降、リカ&ミオの「歌」が強化されました。いや、ヲイラが気づかないだけで、もしかしたらその前からずっと積み上げてきたものがあったんでしょう。
これが効いてる。2人という、ユニットとしては最小構成人数になったことで、リカミオの地力の強さと息の合ったコンビネーションを、より強く感じられるようになった。棚ボタ的な(?)プラス面でしょう。
MC中は「息の合ったコンビネーション」を発揮できていないことが時折あるけど…(ボソッ

セトリがあきちかならではの、レアなやつ盛り沢山でしたね。全体的には「つよいエルフ」じゃなくて「たのしいエルフ」って感じだった。
現行エルフは持ち曲完全開放モード。いわゆる“ソロ”的な位置付けの曲もステージで解禁しているようです。“モモ曲”であるプリンセスピーチは初めて(生で)聴きました。キャワイイ。

<セットリスト>
1.ホーリーリング
2.エルフと豆の木
3.ヴァンパイアキャッスル
4.プリンセスピーチ ~忘れ姫~
5.ライズオブアリス
6.初恋リマインド


1年間お疲れ様でした。
よいおとしを~ ←


しらいしゆの 【年末にゆのりんこチャンがやりたい放題するイベントその2】 あきちか (2019/12/29)
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アイドルに再就職的なアンピクシープーペのテレフォンピンクさん、しらいしゆののソロ・イベントに行ってまいりましたぴ。アット、あきちか。昨年の話ですけども。

彼女曰く、女の子だけのイベントをずっと開催してみたかったとのことで、この日の第一部でそれが実現しました。
イベント内容は、女子会とフリーマーケットの2本立て。ゆのりんこチャンがスッピンで登場、ファンの目の前でメイクをしてゆき、世を忍ぶ仮の姿から無敵の女神へと変身する工程を披露。女神顔面完成後、洋服や装飾品を出品したフリマへと移行。その後、物販という流れ。…みたいです。音楽的要素はゼロ。
なんかいろいろとすごい。
「やりたい放題」を冠するに相応しい、やりたい放題全開である。

Instagramでは女性のフォロワーさんも多く、インフルエンサー的な面もあるような、ないような~な彼女ですから、ふつーの地下アイドルとは一線を画すこんなイベントも開催可能なのですね。
といっても、やるからには自己満足でも赤字イベントでもなく、収益面も考えたものにならないと“その先”が無いということで、何年か越しにようやっと開催にこぎ着けたとのお話でした。簡単なことじゃない。そして、しっかりしている。ゆのりんこチャンのこういうところ、尊敬してます。

この第一部は女性限定イベント。予約受付開始後、管理人が女子化する前に定員に達してしまったために参加できず、二部からの参加になりました。二部からは男性も参加可能、一部に参加した女性は入場無料とのことでした。
二部の内容は、ライブとトーク。着席方式でした。ライブ10分強のあと、トークが50分くらい?


白のキラキラ・ミニドレス姿でゆるゆると登場したゆの嬢。髪型は痛恨のツインテール()ですが、さらに痛恨だったのは、風邪をひいた後遺症(?)で喉がガラガラ、彼女の持ち味である高音部が死滅していたことですね。
自身のソロ曲であるsong for all、それとエルフロート時折マーメイドボーダーライン ~もう少しだけ、勇気~のバラードVer.という、3曲のバラードを披露しました。スマホという名のカンニングペーパーを見ながらの歌唱ということで、二部もやりたい放題ですなww
とゆーか、体調を整えるのに精いっぱいで、念入りな準備ができなかったみたいですね。ボーダーラインはリハーサルゼロのぶっつけ本番だったとのこと。

ここまで歌いづらそうなゆのを見たのは初めてです。
song for all「たとえ声が枯れたとしても 響かせ続けていくよ」のところでは、もう既に枯れてるやん!って内心ツッコミを入れてしまいましたわ。歌メロに起伏のある時折マーメイドはほぼ壊滅状態でしたが、ボーダーラインはそれほどアップダウンが激しくないメロディなので、歌唱的には大丈夫そう。リハしていないがために、曲構成を十分把握しておらず、途中で瓦解してましたけどw
ただ、時折のラスサビで、ヴィブラートを強めにかけた歌い方にチェンジすることで、最悪の事態()を回避しようとした臨機応変さには感心しました。経験のなせる技だな、と。

<セットリスト>
1.song for all
2.時折マーメイド (バラードVer.)
3.ボーダーライン ~もう少しだけ、勇気~ (バラードVer.)


満足のいくパフォーマンスからは何億光年も遠いステージを見せてしまったゆのりんこチャンはしきりに謝っておりましたが、ガラガラ声でもトークはできる。というか、ここからが本領発揮という感すらある。
約1時間のトークは、彼女がアイドルの世界に入る入り口になったメイド喫茶での仕事から、今のピプペでの活動に至るまでの話でした。いわば、アイドル「しらいしゆの」の自己紹介。ブルーフォレストに所属する前にいた、某グループでの貴重な話も色々聞くことができました。

某グループを抜けた後、再びアイドルをやろうと(=まだ続けようと)決心したときに、いくつか声を掛けてもらった事務所はあったようですが、最終的にブルフォレを選んだのは、彼女にとって次の2点が大きかったようです。
ひとつめは、当時よく対バンしていたエルフロート時折マーメイドPAIN -AIの証-が好きだったこと。ふたつめは、既に存在するグループに入るつもりはなく、いちからグループを作ることを前提に考えていたが、西山Pがそれをオッケーしたこと。
そうして生まれたのが、ダイヤモンドルフィー


アイドル「しらいしゆの」はつよい人なんですよね。
彼女は初めっから強い人だというイメージだったんだけど、その「つよさ」がこれまでの経験の積み上げによってもたらされたものだってことを、実感したのがこの日のトークでした。何も無いところに突然、「無敵の女神=しらいしゆの」が爆誕したわけじゃなかった。当たり前だけど。

途中、過去の色んなことを思い出して感極まったのか、りんこチャンってば何回か(何回も?)セルフ泣きしてましたね。
先日の藍川さゆ生誕祭(→コチラ)でもらい泣きする彼女をみて随分と驚いたんですけど、この日はもっと驚いた。しらいしゆのの弱い(弱かった)ところが赤裸々に語られたから。
いつも能面でアイドルらしい表情が作れずに悩んだこと。歌詞や振りを覚えるのが苦手だったこと。某グループを離れてソロを始めたときに、なかなか思うようにお客さんが集まらなかったこと。

そして、管理人に最も強く響いたのは、fake poker ~生き様に賭ける道楽~という曲への強い思いです。
歌詞に合わせて役柄を与えられ、センターに相当するジョーカー役に抜擢されたこと。この曲のための衣装を作ってもらえたこと。そのときの喜びの気持ち。
そりゃあfake pokerはドルフィーにとって、ブルフォレにとって、超重要なキラーチューンではありますけど、彼女にとっても大切な曲だってことがヒシヒシと伝わってきて、そのことが嬉しかったのです。
だって、管理人にとっても出会いの曲みたいなもんですから。「しらいしゆの × 西山雄作 × fake poker」という組み合わせが無かったら、ヲイラが今こんなブログを書いていることもきっとなかったろうな、と思うので。ゆののfake pokerへの思いを聞くことができただけで、このやりたい放題イベントに足を運んだ甲斐がありまくるってものです。


しらいしゆののことは、ライブを観る前から、ブルフォレ現場に顔を出す前から知ってました。ぴこにゃんがDMで色々と勝手に情報を植え付けてくるから(笑)。
実際に現場に足を運ぶようになって感じた最も大きなギャップは、「ゆのって、冷たい人じゃないんだ」ということ。随分と失礼な印象だったってのは自分でも分かってますけど、あまりに整っているその容姿からか、クールで冷たい美人だと勝手に思ってたのよね。
彼女って誤解されやすい人だと思うんです。自信満々で言葉が強いから。私も誤解してた節がありますし。「今は理解してる」とか簡単に言えるほど身の程知らずではないけれど。

でも実際に会って話した彼女は、斜に構えているんじゃなくて、誰よりもまっすぐにアイドルしてた。
相手のことを十把一絡げじゃなくて、ひとりひとりに対して深く思い遣ることができる人。
聡明な人。
そして、尊き己の美学を真っすぐ貫く人だった。


…ってこのブログ書きながら、なんだヲレ、ゆのりんこチャンのことめちゃくちゃだいちゅきなんじゃねーかって実感してますよ今。

ヲレ、ゆの推しなのかもしれん()


ASTROMATE 1st ONEMAN LIVE 『 What color is the earth 』 新宿RUIDO K4 (2019/12/28)



ASTROMATEの1stワンマン・ライブに行ってきました。昨年の話ですけども。
お昼のワンマンありがてえ。

RUIDO K4に入ってみてビックリ。フロア後方に物販席が作られているとはいえ、ほぼ満員じゃないですか。もちろん、このシーンならではの熱心なファンによる「お友達動員」もあったんでしょうし、昼公演なので他のイベントとの“被り”が少ないという事情も背景にはあったでしょう。それにしても、フロアいっぱいのこの光景はなかなか壮観。
管理人はフロア後方の、一段高くなったところから観戦です。


9つの持ち曲すべてを徹底的に使い尽くす、総力戦でした。
曲数が限られているだけに、同じ曲を複数回披露するであろうことは予想していましたが、それにしても気持ちいいくらいの使い倒しっぷりでしたね(笑)。大抵の曲が2回は登場してる。
ただ単に曲を繰り返すだけではオイオイふざけんなよ…ってなってしまいそうなところ、2~3人ペアによる編成チェンジ・メドレー・セクションを中間部に設けることで、いつもとは異なる新鮮な印象を生み出していたのは上手い。空気が弛緩することもなく、ずっと熱量を維持したまま駆け抜けるようなライブ本編になっていました。
強力なリフが牽引するファスト・チューンREBELSと、2番のあとに突如挿入されるパリピ・ラップパート後のラスサビが、それまでとは全く違う風景を描くBrilliant World。この2曲は傑作と言っても差し支えないでしょ。切ない感情が爆発するSTARGAZERも堪らんス。


ASTROMATE、めちゃくちゃカッコイイです。観ていて涙腺が緩みまくる。
ヲイラとしては、アイドル・グル-プだろうがバンドだろうがソロ・アーティストだろうが、ステージに上がる人にはまずカッコ良くあってほしいんですよね。その点でASTROMATEへの信頼感は大きいです。

「カッコ良さ」の源泉は、ハード/シリアス/ラウド/メロディックな音楽性もそうですけど、ダンスが担っている割合も相当なモノ。
以前にも書きましたけど(→コチラ)、元PASSPO☆の槙田紗子が手掛ける振り付けはかなり見応えがあります。もちろん、その振りを具現化できるメンバーの身体能力と表現力があってこそですが。
情報量がめちゃくちゃ多いダンスなの。個々のアクションの複雑さだけでなく、多彩なフォーメーション、前列の人が歌っているときの後方列メンバーの動き等々、面白さを感じるポイントがクッソ多い。見どころが多すぎて、ライブ中どこを見りゃいいんだか分からん。困るんだよそれじゃあ!(逆ギレ

ASTROダンスの基本路線としてはスポーティでパワフルなんだけど、「激しいだけの運動会」になっていないことは特筆すべき点でしょうね。キビキビしていて、ガサツさとは無縁であること。これが管理人にとっては重要です。オラオラしているところを見たいわけじゃないから。

またASTROMATEの場合、これだけの複雑で技巧的なダンスに加えて、歌唱面の強さを両立していることが凄いんですわね。
特に、本田夏実の声の存在感は光ってる。レンジの広さや技術面の高さもさりながら、強烈にパッションを感じるというかね、聴き手に思いを届けられる声だと思うんですよね。アイドル・ユニットにではなく、ロック・バンドにでもいそうなタイプの歌唱スタイル。本人の出自とは関係なく、「軽音でVoパートやってたでしょ?」って言いたくなるような感じなの。珍しいタイプですね。


両立してるといえば、グループ全体の統一感と個性のバランスも良好。
メンバー毎に少しずつディティールを変えた群青と赤の衣装は、音楽性に合わせて過度な華やかさを抑えたクールな印象のもの。でも同時に、優美さがあるのが◎ですね。やってることと見た目がチグハグじゃない。だからビシッとキマるの。
さらには、履いてるシューズまで同じやつでみんな合わせてる。こういうのがめっちゃ重要だし、効いてると思いますね。

そんな一本芯の通ったイメージの中から浮かびあがってくる、メンバー個々の色。これがキラキラした多面的な輝きを生みます。
ロック姐さん的頼もしさの本田夏実。
大人っぽい容姿と素直で透明感のある歌声のギャップがむをおおおお!な早崎友理。
伸びまくる歌唱にラップにと、Vo面での屋台骨たる望月さあや。
指先まで神経の行き届いた所作が美しい結川まひろ。
明と暗、まるで正反対の2人なのに、どちらも柔和な佇まいの小鳥遊桐恋と佐藤はんな。

あー、めっちゃ素敵なグループだわ、ASTROMATE


現時点でのベストなステージだったんではないですかね。
特別な演出は無くとも、曲の良さとメンバーの地力の強さ、それと結束力で魅了した。
ここ最近に追加された新曲2つ、My LightCHOICESは、アストロらしさを保ちつつ、これまでとは少し毛色の異なるムードがあるもの。これから順次持ち曲が増えてゆくに従って、もっと幅広いライブの魅せ方が可能になってゆくと思います。

<セットリスト>
01.ASTRO
02.REBELS
03.STARGAZER
04.CHOICES (新曲)
05.No pain, No gain
06.Brilliant World

07.編成チェンジメドレー
 My Light (望月さあや/結川まひろ)~
 REBELS (本田夏実/早崎友理)~
 Never End (佐藤はんな/小鳥遊桐恋)~
 No pain, No gain (本田夏実/結川まひろ/小鳥遊桐恋)~
 Brilliant World (望月さあや/早崎友理/佐藤はんな)

08.COLORS
09.Never End
10.My Light

ENCORE1
11.CHOICES
12.REBELS

ENCORE2
13.STARGAZER

ゲリラENCORE
14.COLORS


今野敏_回帰
今野敏『回帰 警視庁強行犯係・樋口顕』 (幻冬舎文庫)

今野敏の警視庁強行犯係・樋口顕シリーズの5作目、『回帰 警視庁強行犯係・樋口顕』を読みました。
4作目『廉恥』の感想は → コチラ。

車爆発事件が勃発。警視庁刑事部と合同で捜査する公安部が強引に拘束した男には、アリバイがあった。捜査一課の樋口が身柄解放を主張するが、刑事部と対立する公安は強硬姿勢のまま。不信感が募るなか、テロが再び起こるとの情報を樋口は摑むが、公安に伝えるべきか苦悩する……。組織の狭間で己の正義を貫く刑事を描き切った警察小説の金字塔!

安定とマンネリ(褒めてる)の今野節。


以下、人によっては「ネタバレ」と感じる部分があると思いますので、ご注意ください。
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