『 HYPE IDOL! VOL.30 』 渋谷ストリームホール (2023/1/9)

3~4年前に管理人が把握した知見によると、(地下)アイドル・イベントにはそれぞれ「格」「レベル」みたいなものがあるみたいです。もちろんその「格」や「レベル」が偏差値のように数値化されているわけではないので、どのイベントがどのポジションにあるか詳らかになっているわけではないんですが、色んなアイドルさんの発言を見聞きしてるとなんとなーく分かってくるんですね。そして、それぞれのグループは上のポジションにあるイベントに出演しようと日々活動している、そんな図式になっているらしい。らしいのだ。
で、どうしたら格上のイベントに出演できるようになるかっていうと、そこはやはり動員数みたいなんですね。バンドの対バン・ライブでも入場時に訊かれる、「お目当ては?」というアレだ。
ちなみにこの『HYPE IDOL!』、どうやら人気の、というか上の表現でいうところの“格の高い”イベントのようなのです。なんせ特典を付けることにおいては鉄壁の渋さを誇るあのelsyさんが、指名入場で2ショットチェキ券を付けるくらいですから。
なお、“格の高い”イベントであるからといって、運営がこなれているわけでは決してありません。この『HYPE IDOL!』、タイムテーブルを発表するタイミングだったり受付の段取りだったり、わりと杜撰で手落ちが多い印象ですね。
会場は渋谷ストリームホール。渋谷駅に直結している複合施設・渋谷ストリーム内にある、スタンディングのキャパ700人のホールです。管理人はこの日初めて足を運びました。
elsy
20分ステージ。最新の5th衣装です。
上のような性格のイベントですのでね、各グループとも代表曲・鉄板曲を集めてくるような気もするんですが、elsyは少しヒネった選曲でしたね。終わらない約束もBrave my soulも、生で聴くのは初めて…たぶん。後者はelsyには珍しいカッコいい系の曲で、聴くことができたのは嬉しかったです。
ストリームホールの大きなステージだと、振り付けとフォーメーション・チェンジの美しさが際立ちますね。まわるフラッシュバックでの静から動への移行、たまらんス。
<セットリスト>
1.終わらない約束
2.Brave my soul
3.まわるフラッシュバック
4.ポルカドットロマンス
結音 YUION
着物をアレンジしたような衣装のグループ。和楽器バンドのリズム部分を打ち込みにしたような音楽性ですかね。管理人のメモには「赤担当=歌唱パワー」とあるのだが、調べてみると赤色担当は居ないもよう。茜色担当のUTAだろうか?笑
名前だけ聞いたことのあるMalcom Mask McLarenを観ようかと待機していましたが、それまでは適度な音量だったのがここで一気に爆音に。なんだこりゃ、PA担当がチェンジしたか?
バンドだろうがアイドルだろうが、普段からライブ鑑賞の際には耳栓をしているんですが、それでも耐えきれないほどの音量です。というか、全体の音の大きさよりも低音が暴れまわっているのがキツい。MMMの音楽性がブレイクダウンを伴う激しめのラウドロックだというのもあって、会場から逃げるように退散しました。
THE ORCHESTRA TOKYO
友人たちからの好意的な声をいくつも聞いていた、オケトーことTHE ORCHESTRA TOKYO。elsyからの流れでオケトーも観ることができそうだというのが、この日『HYPE IDOL!』に足を運んだ理由です。
楽曲についての評価が高かったんですが、特にCheckmateという曲は、こちらの記事のライブであの神=Michael Schenkerと競演を果たした御仁が「チェックメイトは滾る!チェックメイトは滾る!」とうわ言のように繰り返すもんですから、管理人の脳内に一際印象強く刻み込まれていた曲です。ファンによる人気投票でもトップだったようですので、名実ともにオケトーの代表曲なんでしょう。
なお、その発言を受けてCheckmateを予めチェックしていたわけではありませんし、この日のライブに備えて予習をしたわけでもないです。←
扉の外でMMMが終わるのを確認して再びホールにイン。
1曲目、Wake up Wake up繰り返す曲(ACTというらしい)を聞いて思い浮かんだ感想は「リズムがエグくなった小室哲哉」でした。派手な転調を含んでいる点もTKっぽいし。
音はやはりデカいまま。
Checkmateの予習をしていないため、曲名を告げずに途中でこっそり()演られてたら分かりません。ですがラストの曲、大サビっぽいコーラスの後、一瞬音が止んでちょっとふてぶてしい口調で一言だけ「チェックメイっ」(←クッソカッコいい言い方!)
キターーー(♡∀♡)ーーー!!!
伝説のチェックメイト キターーー(♡∀♡)ーーー!!!
すぐさま走り出すリフがまたカッチョイイ!! こりゃあヘドバンを誘発するやつだわ。文化の違いかヘドバンしてる人はいないけどw ピョンピョン飛び跳ねている人はいる。
オケトー、見事なステージでしたね。楽曲のメロディがキャッチーで強力なうえ、ライブの場で盛り上がる仕掛けと聞かせるアレンジが散りばめられている。それらの仕掛けはメンバーのパフォーマンスについてもしかりで、曲の盛り上がる箇所と印象的な振り付けが連動しています。こりゃあ人気出ますわ。
この楽曲とステージングが上手く噛み合って相乗効果を上げている様、元PASSPO☆の玉井杏奈がパフォーマンス・ディレクターとして関わっていることが大きいんでしょうか。
30分ステージに7曲を詰め込んで、パフォーマンスが終わったらくどくど喋らず、颯爽と引き上げていくのもカッコ良かった。
オケトー、また観ねばならん。
<セットリスト>
1.ACT
2.革命讃歌
3.DANCING MONSTER
4.STRiNGS
5.ESCAPiSM
6.ROUTE MYSELF
7.Checkmate
オケトーの後に出演するグループも観たかったんですが、あまりの爆音にこのまま居たら目眩と吐き気で気持ち悪くなりそうだったので、この時点で退出しました。バカデカい音響はPAのせいなのか、ハコ(ストリームホール)のせいなのか、出演グループのせいなのか、不明。

3~4年前に管理人が把握した知見によると、(地下)アイドル・イベントにはそれぞれ「格」「レベル」みたいなものがあるみたいです。もちろんその「格」や「レベル」が偏差値のように数値化されているわけではないので、どのイベントがどのポジションにあるか詳らかになっているわけではないんですが、色んなアイドルさんの発言を見聞きしてるとなんとなーく分かってくるんですね。そして、それぞれのグループは上のポジションにあるイベントに出演しようと日々活動している、そんな図式になっているらしい。らしいのだ。
で、どうしたら格上のイベントに出演できるようになるかっていうと、そこはやはり動員数みたいなんですね。バンドの対バン・ライブでも入場時に訊かれる、「お目当ては?」というアレだ。
ちなみにこの『HYPE IDOL!』、どうやら人気の、というか上の表現でいうところの“格の高い”イベントのようなのです。なんせ特典を付けることにおいては鉄壁の渋さを誇るあのelsyさんが、指名入場で2ショットチェキ券を付けるくらいですから。
なお、“格の高い”イベントであるからといって、運営がこなれているわけでは決してありません。この『HYPE IDOL!』、タイムテーブルを発表するタイミングだったり受付の段取りだったり、わりと杜撰で手落ちが多い印象ですね。
会場は渋谷ストリームホール。渋谷駅に直結している複合施設・渋谷ストリーム内にある、スタンディングのキャパ700人のホールです。管理人はこの日初めて足を運びました。
elsy
20分ステージ。最新の5th衣装です。
上のような性格のイベントですのでね、各グループとも代表曲・鉄板曲を集めてくるような気もするんですが、elsyは少しヒネった選曲でしたね。終わらない約束もBrave my soulも、生で聴くのは初めて…たぶん。後者はelsyには珍しいカッコいい系の曲で、聴くことができたのは嬉しかったです。
ストリームホールの大きなステージだと、振り付けとフォーメーション・チェンジの美しさが際立ちますね。まわるフラッシュバックでの静から動への移行、たまらんス。
<セットリスト>
1.終わらない約束
2.Brave my soul
3.まわるフラッシュバック
4.ポルカドットロマンス
結音 YUION
着物をアレンジしたような衣装のグループ。和楽器バンドのリズム部分を打ち込みにしたような音楽性ですかね。管理人のメモには「赤担当=歌唱パワー」とあるのだが、調べてみると赤色担当は居ないもよう。茜色担当のUTAだろうか?笑
名前だけ聞いたことのあるMalcom Mask McLarenを観ようかと待機していましたが、それまでは適度な音量だったのがここで一気に爆音に。なんだこりゃ、PA担当がチェンジしたか?
バンドだろうがアイドルだろうが、普段からライブ鑑賞の際には耳栓をしているんですが、それでも耐えきれないほどの音量です。というか、全体の音の大きさよりも低音が暴れまわっているのがキツい。MMMの音楽性がブレイクダウンを伴う激しめのラウドロックだというのもあって、会場から逃げるように退散しました。
THE ORCHESTRA TOKYO
友人たちからの好意的な声をいくつも聞いていた、オケトーことTHE ORCHESTRA TOKYO。elsyからの流れでオケトーも観ることができそうだというのが、この日『HYPE IDOL!』に足を運んだ理由です。
楽曲についての評価が高かったんですが、特にCheckmateという曲は、こちらの記事のライブであの神=Michael Schenkerと競演を果たした御仁が「チェックメイトは滾る!チェックメイトは滾る!」とうわ言のように繰り返すもんですから、管理人の脳内に一際印象強く刻み込まれていた曲です。ファンによる人気投票でもトップだったようですので、名実ともにオケトーの代表曲なんでしょう。
なお、その発言を受けてCheckmateを予めチェックしていたわけではありませんし、この日のライブに備えて予習をしたわけでもないです。←
扉の外でMMMが終わるのを確認して再びホールにイン。
1曲目、Wake up Wake up繰り返す曲(ACTというらしい)を聞いて思い浮かんだ感想は「リズムがエグくなった小室哲哉」でした。派手な転調を含んでいる点もTKっぽいし。
音はやはりデカいまま。
Checkmateの予習をしていないため、曲名を告げずに途中でこっそり()演られてたら分かりません。ですがラストの曲、大サビっぽいコーラスの後、一瞬音が止んでちょっとふてぶてしい口調で一言だけ「チェックメイっ」(←クッソカッコいい言い方!)
キターーー(♡∀♡)ーーー!!!
伝説のチェックメイト キターーー(♡∀♡)ーーー!!!
すぐさま走り出すリフがまたカッチョイイ!! こりゃあヘドバンを誘発するやつだわ。文化の違いかヘドバンしてる人はいないけどw ピョンピョン飛び跳ねている人はいる。
オケトー、見事なステージでしたね。楽曲のメロディがキャッチーで強力なうえ、ライブの場で盛り上がる仕掛けと聞かせるアレンジが散りばめられている。それらの仕掛けはメンバーのパフォーマンスについてもしかりで、曲の盛り上がる箇所と印象的な振り付けが連動しています。こりゃあ人気出ますわ。
この楽曲とステージングが上手く噛み合って相乗効果を上げている様、元PASSPO☆の玉井杏奈がパフォーマンス・ディレクターとして関わっていることが大きいんでしょうか。
30分ステージに7曲を詰め込んで、パフォーマンスが終わったらくどくど喋らず、颯爽と引き上げていくのもカッコ良かった。
オケトー、また観ねばならん。
<セットリスト>
1.ACT
2.革命讃歌
3.DANCING MONSTER
4.STRiNGS
5.ESCAPiSM
6.ROUTE MYSELF
7.Checkmate
オケトーの後に出演するグループも観たかったんですが、あまりの爆音にこのまま居たら目眩と吐き気で気持ち悪くなりそうだったので、この時点で退出しました。バカデカい音響はPAのせいなのか、ハコ(ストリームホール)のせいなのか、出演グループのせいなのか、不明。
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